続きです。
最初は薄荷をシロップで煮て、スポンジ生地とかに染み込ませようかと考えていました。
ただ、その方法だとスポンジの部分だけが香る感じになります。
そうではなくて全体的に薄荷が香る感じにしたいので、そのためにどうしようか考えました。
そしていわゆるチョコミントのような感じのケーキが分かりやすいと思うので、チョコレートも使う事にしました。
でも、ビターな感じよりもっと薄荷を全面に出したいと思ったので、ホワイトチョコにしました。ミルキーさも出したかったからです。
ですので薄荷の香りを牛乳に移してホワイトチョコが入ったババロアにします。

冷たい牛乳に薄荷を浸し加熱してしばらく放置します。どのくらい薄荷を入れるのか難しい所ですが、ハッキリ香らせたいのでこのくらい入れます。後で卵とか生クリームとか入るので薄まる分を考慮しています。
薄荷のババロアだけでは単調なのでフルーツも入れます。リンゴを入れることにします。レモンで酸味を効かせて煮ました。

レモンとミントは相性がいいので、きっと薄荷も合いますよね。

アーモンドのスポンジに煮たリンゴを乗せて、カスタードクリームを絞ります。
カスタードクリームの優しい味が入ると、食べやすくなります。
これに薄荷を浸した牛乳で作ったババロアを流します。

周りをホワイトチョコでコーティングして保形性を高めると同時に甘味を足します。
予想通り美味しく出来ました。まさにハットする味です。