サクランボの香りが好きなので、割とよく使います。
冷凍のサクランボをシロップに浸ける時に赤くなります。

このシロップを何かに使えないかと考えていたら思い出したのが「ツーガーキルシュトルテ」。
もしかしたらご存知かもしれませんが、スイスのツーク地方の銘菓。
アーモンドのスポンジをジャポネマッセと言われるカリカリに焼いたメレンゲでサンドしてバタークリームで覆ったケーキ。
スポンジの部分にサクランボのブランデーのキルシュワッサーを大量に染み込ませるのが特徴で、現地では強いアルコールのせいで子供には食べさせないと聞いた事があります。
それとバタークリームをピンクに着色するのも特徴です。
まあ、味的には特別な感じもしないので、ザッハトルテ等々と比べると、あまり有名ではないですね。
クリームを着色するのは能がないので、サクランボをジャム状に煮詰めてバタークリームに混ぜました。
狙い通り色もピンクで香りと味も良いクリームになりました。
アルコールはそんなに強くはしませんでした。
素朴ですけど、普通に美味しいですね。
